1122の日

2021年は11月22日から小雪(しょうせつ)の日となります。

小雪(しょうせつ)とは色づいていた紅葉が落ち始め、山々ではチラチラと雪が降り始めるという意味です。雪の量はまだそれほど多くは無いので「小雪」と呼ばれています。

時折、穏やかな日「小春日和」があったりすることもありますが、朝晩は夕方の日暮れから一気に気温が下がりはじめ、寒暖の差が激しいので、体調を崩さないように気を付けましょう。

(小春日和とは旧暦の10月を指します。つまり今の11月の時期のことなのです。)

紅葉が散り始め、イチョウや橘などが黄色く色づいてくるのがこの時期、日照時間が短くなっていきます。冷え込みが厳しい朝晩、ただ穏やかな日中もあるので、この時期に冬支度を済ませておきましょう。

橘は古くから日本に自生している日本固有の柑橘類です。
 
橘は葉が枯れることのない常緑樹で、永遠の象徴とされ、その実は「不老不死」の実として『日本書記』にも登場しています。
 
平安京の頃から京都御所紫宸殿の南庭に植えられ、「右近の橘」と称されるなど古くから珍重されてきました。

これからの時期どんどん寒くなって行きます。おからだにお気をつけください。                                                                               

                                           TC